・マダニ媒介感染症の報告が全国的に増えています。
・北海道でも、これから秋シーズンにかけて、より一層の注意が必要です。
・2023年の報告数の推移と、予防のための注意点をまとめましたので、感染予防にご活用ください。
ダニ媒介感染症とは?
・病原体を保有するマダニに咬まれることによって起こる感染症のことです。
・北海道内で、過去に患者が確認されている主な病気は次の表とおりです。
北海道におけるマダニ媒介感染症の報告数
近年の推移と2023年の状況
・上表のとおり2020年に、2006年以降では最多となる39人の感染が報告されました。
・2020年以降は、高い水準で推移しており、年間30人以上の報告が続いています。
・2023年は、第28週(7/18集計)時点までに、回帰熱の報告が10人に達するなど、例年以上の早いペースで報告されています。
秋以降は、さらに要注意!!
・過去3年をみると、第28週(7月中旬集計)以降の報告数は、それ以前と比べて10人以上多くなっています。
・2023年は、第28週までに14人の報告がありました。これは年間報告数が最多となった2020年と同じく高い水準となっています。
・マダニ媒介感染症の報告は、例年、秋シーズンにかけて増加する傾向があります。
・とくに今年は、例年以上のペースで報告がされており、より一層の注意が必要です。
予防のための注意点
リンク
・詳細については、次のリンクをご覧ください。