「北方型住宅」とは?ー北海道がオススメする質の高い住まいー
北方型住宅は、高断熱・高気密といった住宅の性能だけでなく、美しいまちなみの形成など住まい方にも配慮した質の高い住まいです。北海道では、産学官の連携により、1988年から北海道の気候風土に適した北方型住宅の開発・普及に取り組んでおり、2020年には、耐震性能や省エネ性能を強化した「北方型住宅2020」がスタートしました。
北方型住宅の「4つの基本性能」と「3つのしくみ」
北方型住宅は、「4つの基本性能」と「3つのしくみ」により、安心で良質な住まいづくりを実現します。
北方型住宅の魅力!
北方型住宅は、高い性能とともに美しいまちなみ、地域性などにも配慮し、質の高い暮らしを目指しています。
北方型住宅2020で秩序あるまちなみを形成している「みどり野きた住まいるヴィレッジ」
最新のブランド「北方型住宅2020」
2020年にスタートした最新ブランド「北方型住宅2020」は、従来の北方型住宅の耐震性能や省エネ性能を大きくグレードアップ!より安心で快適な暮らしを実現します。
北方型住宅2020はここがスゴイ!
■より快適に!<断熱性能の向上>
・断熱性能は国の省エネ基準を大きく上回り、より快適な室内空間を確保。
・家中どこでも快適に、結露やカビの発生しない空間を実現。
■より安全に!<耐震性能の強化>
・建築基準の1.25倍の地震力にも耐えられる耐震性能。
・大地震でも大きな損傷を受けず、在宅避難が可能。高断熱高気密なので、冬季にブラックアウトで無暖房となっても一定の室温を確保します。
■よりエコに!<省エネ化の推進>
・暖房などにかかるエネルギーを大きく削減することを基準に加えることで、暖房用灯油使用量を大きく削減します。
北方型住宅2020は高性能!
北方型住宅2020は、快適で長く住み続けるために必要な性能をすべて備えています。耐震だけでも断熱だけでもない、高いレベルでバランスのとれた性能を確保します。また、建設費補助や税制優遇などの支援を受けることができる性能基準を満たしています。
北方型住宅2020はおサイフにも優しい!
北方型住宅2020の基準を満たせば、国や市町村の補助金や住宅ローン金利の引き下げ、税の特例措置など、多くの経済的メリットがあります(別途手続が必要)また、高熱費が安く済むので、長く住むことでよりお得になります。
北方型住宅を建てるには?
北方型住宅を建てるなら、北海道がオススメする優良な住宅事業者「きた住まいるメンバー」に相談しよう。
「きた住まいる」は、北方型住宅を支えるしくみ。専用のWEBサイト「きた住まいるサポートシステム」で、きた住まいるメンバーの検索や住宅情報の保存などができます。
BIS資格者<住宅の断熱・気密の専門資格>
積雪寒冷地である北海道での住まいづくりでは、室内環境や省エネの視点から、「断熱」「気密」「換気」「暖房」に関する知識と技能を有する技術者が設計、建設に関わることが特に重要です。BIS認定制度は、それらの知識と技能を有するスペシャリストを養成、認定する北海道独自の資格制度で、道内外で約1,700名が登録されています(R3.3現在)。
BISの資格は、「きた住まいるメンバー」の登録要件のひとつとなっており、北方型住宅は、その設計、建設にBIS資格者が関わることで、高い品質を確保しています。