最終更新日:2020年10月06日(火)
良い牧草を採って和牛に食べさせよう~松前町で草地管理を学ぶ
令和2年10月1日、民間会社から講師を迎え牧草および草地管理について研修会が開催されました。対象は新規参入予定者2名と、松前町営牧場を運営する役場ならびに普及センター職員です。
町営牧場では「肉牛改良センター」が稼働し、約1年が経過しました。現在は育成牛から繁殖牛をつくる増頭段階ですが、牧草の単収アップと確保する乾草の品質向上を目指しています。
本年度、調製したロール乾草の品質チェックを受け、採草地に入っては土壌特性を考慮した草地更新、追播に適した牧草品種、除草剤を活用した雑草対策を学びました。
午後からは座学です。昨今の気候変動を意識した草地管理の実践が主なテーマで、経験豊かな講師から身振り手振りでの説明を受け、現状の課題に向き合って草地管理を見直す方向性が明確となりました。
また、研修中の新規参入予定者にとっても、将来に必要な人脈づくりができました。
乾草の品質はどうですか? 将来の草地更新の方法で助言受けました
講師の身振り手振りの説明に引き込まれます!
※この研修会は、普及センターが本年度開講中の「新規参入者向け研修」の一貫で企画し、
雪印種苗(株)営業本部トータルサポート室より講師を招き開催しました