自然毒食中毒について(きのこ、毒草、ふぐ)
毒きのこ・毒草
【特徴】
食用キノコや食用山菜との判別が難しいものが多いです。毒の種類が多岐に渡ります。
【対策】
1 知らないきのこや山菜は採らない、食べない、人にあげない
2 誤った言い伝えを信じない。食用キノコを確実に覚える。
3 種類ごとに区別して持ち帰り、調理の前にもう一度確認する。
老成したものや傷んだもの、「おかしい」と思ったものは食べない。
4 食べて異常を確認したら、速やかに医師の診察を受ける。
ふぐ毒
【特徴】
青酸カリの1000倍程度の毒性を持つと言われているテトロドトキシンが原因です。
北海道では、ふぐ処理者の認定試験に合格した方しかふぐを取り扱うことができません。
(食品衛生法施行細則改正前の「ふぐ処理責任者」の資格を所有している場合は、引き続きふぐ処理者になれます)
【対策】
1 ふぐの有毒部位は絶対に食べない(有毒部位の例:肝臓、卵巣 など)
2 自分で釣ったふぐは絶対に調理しない