2月19日に【せたな町農業担い手受入協議会の倉田健氏】を招き、長万部町農業振興協議会（加藤隼一会長）主催の研修会が開催されました。
長万部町農業振興協議会は昨年10月に町内の酪農生産部会、和牛生産改良組合、畑作部会、ヘルパー部会の会員が集まり、【長万部農業の活性化に向けて横断的に課題検討を進め、長万部の将来ビジョンを共有し、課題を解決する】ことを目的に発足した組織です。
長万部地域では、営農を中止する農業者が増えている中、地域外からの就農希望者の受け入れが課題となっており、今回、同協議会発足後、第一回目の学びの場として、倉田氏を講師に迎え、せたな町の取り組み事例について学びました。
倉田氏からは、受入協議会組織化の経緯や会員の役割分担、就農希望研修者の住まい、就農後のフォローなど幅広く話を聞くことができました。
講演を終えて、ヘルパー組合代表の土本氏が座長となり、長万部での受け入れ体制のあり方について議論が展開され、出席者から【魅力ある長万部町農業を発信していくことが重要】など活発な意見が出され、有意義な協議会の活動となりました。
農業関係の生産者が自主的に取り組む振興協議会の活動により、長万部町農業のさらなる発展が期待されます。普及センターも協議会の活動を支援し、長万部町の農業振興を推進していきます。
せたな町担い手受入協議会＿倉田氏
意見交換会の座長を務める土本氏
