令和6年11月27日、普及センター渡島北部支所会議室で、農業改良普及センターと八雲遊楽部和牛研究会が共催し「我が家の牛をもっと良くする」ための講習会を開催しました。
講習会は道総研畜産試験場の鈴木研究職員を講師に迎え、研究会会員や関係機関職員を対象に育種価評価のしくみや我が家での活用方法、Webから育種価情報を入手する方法、見方のポイントなどを学びました。
参加者からは、「北海道育種価と他の団体のゲノム評価の違いが理解できた」「Webから提供される繁殖台帳なども是非活用してみたい」などの声が聞かれました。
また意見交換では、「近交係数が高くなっている中、ゲノム育種価の活用で緩和するにはどうすべき?」など活発に議論され、現場の課題解決に向けて、有意義な学びの場となりました。
普及センターでは、今後も継続し地域和牛の資質向上に向け、生産者のスキルアップの機会をつくり支援していきます。
講師の鈴木研究職員
遊楽部和牛研究会会員、JAや飼料メーカー等が参加