伝統野菜の味を伝える「紅かぶ千枚漬け」
知内(しりうち)町湯の里地区にあるマルトモ漬物は、80歳になる南部勝美さんが代表を務め、昭和50年代から紅かぶの栽培と漬物の製造を行っています。
きっかけは酪農業を営んでいた南部代表が函館の知人から種を譲り受け、その鮮やかな赤い果皮や柔らかな舌触りとうまみに惚れ込んだと言います。
当初は、市場出荷を行いながら漬物商品を開発、現在は70aほどの畑で栽培するほぼ全量を「紅かぶ千枚漬け」として、知内町の道の駅しりうちと函館市内のコープさっぽろ各店舗で販売しています。11月上旬~3月の季節商品として、四斗樽70本を仕込んでいますが、2月には品切れになってしまうこともあるそうです。
「マルトモ漬物」の名前は知内町の「知」の字を頂き、「うまい漬物、知内にあり」の気持ちを込めて名付けられました。道南の伝統野菜に惚れ込んだベテラン農業者の味を味わってみて下さい。(令和6年9月更新)
南部勝美さんと妻の恵美子さん
砂糖、酢、食塩、昆布のみで漬け込んだ紅かぶ千枚漬け
鮮やかな赤紫色の果皮
漬け込むと白い果肉も真っ赤に染まります
組織の詳細
組織名 | マルトモ漬物 |
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代表者名 | 南部勝美(なんぶかつみ) |
所在地 | 北海道上磯郡知内町湯の里16 |
電話番号 | 01392-6-2275 |
FAX番号 | 同上 |
販売期間 | 11月上旬~3月末(直売は行っていません) |
加工品販売 | 漬物「紅かぶ千枚漬け」 |
取扱店舗 | 【知内町】道の駅しりうち、【函館市】コープさっぽろ函館市内各店舗 |