
技術向上がもたらす品質の良さ
本マグロは津軽海峡でスルメイカやサンマなどを餌にして脂と旨味を増す。津軽海峡に面した松前町では「松前産延縄釣本マグロ迅速船上活〆処理」のブランド名で函館・札幌・豊洲などの市場へ出荷している。
美味しさは獲った後の処理の仕方に左右される。マグロは常に高速で海の中を泳ぎ続けているため筋肉に熱を持っており、素早く血抜きをして魚体を冷やさなければ「焼け」と呼ばれる変色が身の中に生じてしまう。このため、松前の漁業者は仲買人や市場関係者を講師として招き、処理技術の向上に努めてきた。現在は豊洲市場でも「松前本まぐろ」の品質の良さが認められ、高級寿司店でも使われているが、2018年度から制定されたTAC制度により、資源管理のため、漁獲枠に上限が設けられたことで、以前に比べて漁獲量に制限があり貴重な魚となっている。また、官民一体の取り組みにより独自の冷凍保存技術を開発。水揚げのない冬から夏場までの間にも地元を含めて供給できる体制を整えている。
松前さくら漁業協同組合
〒049-1643 松前郡松前町字赤神323
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