
木樽ならではの深みのある味
小田島水産食品は全国的にも数少なくなった、昔ながらの「木樽仕込みの塩辛」を作り続けている。塩辛を仕込む木樽(杉樽)は、いずれも作られてから70~80年ほど使い続けているものばかり。使わないときは風通しの良い場所に置き、状態を見て日光に当てたり向きを変えたりするなど、手入れを欠かさず大切に使い続けている。
木樽の表面の微細な凹凸には、塩辛を発酵・熟成させる酵母や乳酸菌などがすみついていることが判明している。小田島水産食品は、まろやかで深みのある味を出すために、その木樽に仕込んだ塩辛を1週間毎日、長さ約180cmの樫の棒で撹拌(かくはん)して自然発酵・熟成を促す。また、着色料は使っていないが、木樽で自然発酵させることで美しい桜色の塩辛に仕上げている。
小田島水産食品株式会社
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