梅毒とは?
梅毒とは、梅毒トレポネーマという細菌が感染することで起こる性感染症です。性行為により粘膜や皮膚の小さい傷から感染します。
・症状が多彩で他疾患に間違われる場合があります。
・一旦症状が消えて治ったと間違われることがあり、発見が遅れる可能性があります。検査や治療が遅れたり、治療せずに放置すると脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。
・症状が出ない場合もあるため、いつの間にか相手に感染させていることがあります。
・妊娠中に梅毒に感染すると、お腹の赤ちゃんに感染してしまうことがあります。お腹の赤ちゃんに感染すると、死産、早産、新生児死亡、障がいをもって生まれること(先天梅毒)があります。
・感染から早期に投薬治療を受けることで治ります。自分だけが治療してもパートナーから再感染したり、その逆もあるため、パートナーも完治することが必要です。
・疑わしい症状がある場合は、医療機関への受診をお勧めします。
その他
梅毒について、詳しくは以下のリンクもご確認ください。
梅毒検査
八雲保健所では、匿名・無料で梅毒検査を行っています。
また、HIV検査、肝炎検査、梅毒検査を同時に受けることが可能です。
※非トレポネーマ抗体検査(RPR法検査)及び 梅毒トレポネーマ抗体検査(TP法検査)の2種類の検査を行います。
・RPR法:梅毒以外の免疫疾患、慢性肝炎に罹患している場合は陽性となることがあります。
・TP法 :妊娠している方に適していますが、過去に梅毒に感染した方には適していません。
※検査は完全予約制です。詳細はお問い合わせください。
検査の流れ
・検査は10mlの血液で行います。
・検査結果は、当日(1~2時間後)にご本人にお伝えします。
・健康相談、検査申し込み時点で症状がある方は、速やかな医療機関への受診をお勧めします。
検査時期について
感染初期は、血液検査をしても感染が分からない時期(ウインドウピリオド期)があります。
検査で正確な結果を得るためには、感染した可能性がある日から6週間以上経過している必要があります。
受付時には感染の心配があった出来事をうかがいます。そのため、感染の心配がある出来事があった時期をご確認の上、相談・検査申し込みをお願いします。
申し込み・相談先
八雲保健所健康推進課健康支援係:0137-63-2168
(もしくは)八雲保健所エイズ専用相談電話:0137-62-3328
受付時間:平日(月~金)9:00~17:00